ビールのスタイル

クラフトビールが好きな人にはいまさら感がありますが… ビールのスタイルです。ご存じのようにビールのスタイルはとんでない数あります。全部を語るなんていうのは無理なので、ここではTKBrewingでよく作っているビールスタイルについて触れておきます。

Ale (エール)

Pale Ale, Red Aleなど何とかエールっていうのがいっぱいありますが調べてみると、エールは上面発酵酵母(エール酵母)で醸造されるビールとありました(ちなみにラガーは下面発酵で醸造されるビール)。色や味の違いでPlae(淡い)、Red(赤)、Sour(酸っぱい)、Amber(琥珀色)などAleの前に修飾語がついたバリエーションが存在しています。

TKBrewingではKawasakeyというご当地名を冠したRed Aleをリリースしています。窒素ガス(nitro)、炭酸ガス封入の二つの味の違いが楽しめるようになっています。

IPA(アイピーエー)

Indian Pale Aleの略です。Aleの派生ですがその特徴は大量に使うホップの苦みです。昔昔、イギリスからインドへビール輸送するとき、腐らないようにホップいっぱい使ったビールということです。アルコールもAleに比べると高めです。IPAも多くの派生種があって、Double IPA, Tripel IPAなどましまし的なIPAもあります。逆にアルコールをおさえたSession IPAもあります。

TKBrewingではAmerican IPAスタイルのDopeness IPA, Tenderness IPAをよくリリースしています。

New England IPA (Hazy IPA)

これもAleの派生ですが、その特徴は濁り(Hazy)とさわやかなホップの香りです。その香りの代表はグレープフルーツ、マンゴーなどにたとえられています。

TKBrewingではBehind the Cloud シリーズ名でホップ違いのHazy IPAをリリースしています。

Wheat (小麦)

材料に小麦を使ったビールです。小麦由来の独特の香り(バナナ??)が特徴です。小麦ビールも多くのスタイルがあってウィートエール、ベルジャンホワイト、ヴァイツェン、ヴァイスなどが代表格です。白と表現されているものが多いのかと思います。

Kolsch(ケルシュ)

もともとはドイツのケルン地方で作られていた伝統的なスタイルのビールです。正式に名のってよいのはその地方のものだけのようです。(シャンパーニュ地方醸造発砲ワイン>>シャンパン、ケルン地方醸造ビール>>ケルシュ って感じでしょうか??)

TKBrewingではケルシュ酵母を入手して、TKBrewingレシピで地元川崎で醸造しています。

Saison(セゾン)

ベルギー南部で昔から飲まれていたスタイルだそうです。柑橘系の香りが特徴です。Saison(Season:季節)の名前からもわかるように農業の閑散期に仕込んで、夏に飲まれていたそうです。

Stout(スタウト)

stout 【形】 どっしりした、強い、勇敢な  
色は黒く、アルコールが高めが特徴のビールです。TKBrewingではアメスタが黒ビールの定番としてリリースされてます。