ビール造り(マッシング編)
TKBrewingのビール仕込みを取材してきました。今回はマッシング(糖化)の工程まで紹介します。
マッシング(糖化)はビールの元となる麦汁を作る工程です。左のタンク(銀色)で一回の仕込みで約280lのお湯を沸かします。右のタンク(黒)で挽いた麦を糖化させます。
二つのタンクは醸造長手作りの循環制御器(手前の機械)で繋がっていてます。この機械はヒーターとポンプとその制御盤です。
挽いた麦を投入します。クラフトビールが美味しいと思える一因は麦を大量に使うことでしょうか? 今回は6袋も投入していました。
”目線ちょうだい”と言った瞬間の醸造長のドヤ顔です。麦芽をまぜまぜ(Mashing)して糖を回収しています。どれだけの糖を回収できるかもビール造りで大事な要素だそうです。
そうこうしていると麦汁が取れだし始めました。TKBでは麦汁の糖度や比重などこまめに測って管理、記録しています。
完成!!
ここまででマッシング工程終了です。寸胴一杯の麦汁ができました。
次の工程はホップをいれて苦みをつけるビタリング工程です。続きは次回の記事にします(また醸造作業に潜入してみます)。