ビール造り(ビタリング編)

ビール醸造の後半に潜入してきました!!
出来上がったウォート(麦汁)にホップを入れて煮込みます。この段階はビールの苦みをつける工程です。

ホップの調合、投入量、投入タイミング、煮沸時間などはビールの味を左右する大切なパラメーターです。

一度にホップを全部入れるのではなく、調合を変えたもので複数回で投入したり、いろいろとノウハウがあるそうです。

ビタリングの間、複数回にわたって糖度、PH、比重など計測をしています。 醸造長曰く、狙った通りの出来とのことでした。
試しに発酵前ビールを飲んでみました。苦みはビールより強く感じ、アルコールは0で甘く、モルト感はビールよりちょっとある感じでした。

チラー(銅管のコイル状のもの)で液体の温度を下げて、ファーメンター(発酵タンク)へ液体を移動させます。そして、いよいよ酵母の投入となります。酵母が投入されると、その酵母が糖分を食べて発酵となります。Dry Hopなど香りづけの工程などまだ完成までいくつかの工程を経て直売所に並ぶことになります。

今回はファーメンター1(左のタンク)に充填して、Tenderness IPAを仕込みました。しっかりとした苦みのあるIPAとなっています。